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このスレは1000を超えたのでもう書けません。
別のスレを立てて下さい。

鬼兵隊 ~一人一人のドラマ~


1  名前:西園 蒼真 ID:JKLLIDOH  2015/08/07 21:49
建てていなかったので建てました

[このスレの禁止事項]
・他のサイトの文章をコピー(攻略情報、歌詞などその他全て禁止)
・荒らし(意味不明な文字、同じ文字の大量使用、無意味な大量の改行など)
・荒らし文章のコピー、過去の書き込みを無意味に大量にコピーする行為
・わいせつな文章およびわいせつなアスキーアート
・他人に対する攻撃・誹謗中傷や自殺、死ねなどの暴力的な表現
・他のユーザーを煽る(あおる)ような書き込み
・無駄スレやスレの乱立などと言ってスレ主を叩く行為

こらそこコピペ乙とか言わない

952  名前:ロゼッタ@メイ ID:HIDJKFBC  2017/03/02 23:14

町外れの小さな丘。
そこは幸いにも他国に領地を奪われなかった、町中を見渡せる場所。

其処には一人の男の墓があった。
戦死したその男の墓には遺体こそ入ってはいないが、一人の男を想う少女の手により男の私物が埋められていた。

その男の形だけの墓の前には、一人の女性が立っていた。

「…今日で10周忌ですか。時が流れるのは早いものですね」

そう呟きながら、女性は墓前に花を添えた。
彼女の名前は美音。
目の前の墓の主の右腕だった女。
彼の戦死から10年もの時が経ち、彼女は立派な大人となっていた。

大した力を持たず、戦争が勃発する前もサポートに徹していた彼女には赤紙は出されず、墓の主…RIONは戦へと駆り出された。
RIONは最後に、美音を抱き締めながら「必ず帰ってくる」と優しげな声で言い、戦場へと向かった。

それが、美音の見た最後の姿だった。

寂れた町を見ていると、自然と涙がこぼれてきた。
目から止めどなく溢れ出す涙を拭っていると、上着のポケットから着信音が聞こえた。

「はい、美音です」

『美音、聞いてくれ。新入隊員が来たぞ。それも二人もだ』

「うそっ!?分かりました、すぐ向かいます!」

美音は通話を終えると、墓に話しかけたのち、すぐに本拠地へと向かった。

953  名前:ロゼッタ@メイ ID:JGDHKFBC  2017/03/02 23:31
鬼兵隊本拠地。
多くの部屋は埃を被り、かつて多くの隊員がいた時代に増設し広大な屋敷となった其処は、殆どが廃墟と化していた。
まだささやかながら活気を見せるエントランスホールには、男女が四人。
大きな立て付けの悪くなった扉を開きその四人の元へやって来た美音も足して、五人となった。

「新入隊員は!?」

「この二人」

先ほど美音に電話をかけた煤色の髪の男は、向かい側の男女を指差した。

昔は、RIONがよく新入隊員に喧嘩を吹っ掛け親友と一緒によく彼を叱ったっけ、と美音は一瞬思い出に浸る。

親友隊員の女の方は髪を弄っていて、男の方はじっ、と美音の方を見つめていた。

その青い髪色の男は、容姿こそ似てないが、かつてのRIONの面影があった。

ように、感じた。

「あたしは月光龍、こっちの青髪は蒼真。たまたま入口前で会ったんだけど、あたしがすぐに仲良くなれる程にはいい奴だよ」

「蒼真だ、よろしく頼む」

「私は美音です。かつては此処のリーダー…RIONさんの右腕だった者です。今は代理でリーダーをしています。寂れたチームではありますが、これからよろしくお願いします」


954  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:NGNJPFMF  2017/03/02 23:43
ここのSSを1から全部見ようと思ったら早くても10日はかかるぞこれ…しかも多数のSSが入り混じってるから頭の中で設定こんがらがるし…

それにしても久しいなぁこのスレ、まだSS作ってたのね

955  名前:ロゼッタ@メイ ID:JBDJKFBC  2017/03/02 23:49
美音の挨拶が終わると、白いセーラー服の少女がドアを足で開け茶と茶菓子を盆に乗せて運んできた。

彼女は黙って机に茶と菓子を置くと、一礼して去っていった。

「…彼女は?」

蒼真が、先ほどの少女についてを問う。

「彼女は愛音。何年か前に、此処に来た子です。
無愛想ではありますが、彼女が心を開いてくれればちゃんと話しかけてくれると思います」

「そうか…ん?」

蒼真の目線の先には、廊下に落ちている手帳。
どうやら、愛音が落としたもののようだ。

「…この手帳は、名簿手帳、ですね」

鬼兵隊のメンバーの名が書かれた手帳。
その表紙には『神威』と名が刻まれている。

RIONの昔ながらの友人であった彼。
彼が戦場に行くときに、もう一人の昔ながらの友人である愛音に託したもの。
手帳の後半のページには、彼女の字で神威から託されたものだと書かれていた。

「ちょっと、見せてくれない?」

月光龍が手帳を美音の隣から見る。
彼女は「やっぱり」と呟く。

「やっぱり彼女は生きているのね。ねえ、カグヤって人に会わせてほしいの。私、彼女に会うために此処に来たの」

「カグヤなら、月に、帰るべき場所に帰ったわ。戦争が起こるよりも前にね」

「ルナ…」

壁に寄りかかりながら、少女は、ルナはそう言った。

カグヤは月に帰る前、もう一人の人格であるルナを自分から分裂させ、地球に残した。
しかし、多くの仲間が死に絶えた今、彼女は昔と真逆の冷めた性格になってしまっていた。

「そっか…」

残念そうな声で、月光龍は言う。

それを最後に、エントランスホールは静寂に包まれる。

「…ねえ!外出ようよ!真夏で暑いけどさ、気分は少しは晴れるんじゃないかな!」

ずっとずっと、黙っていた少女、ロゼッタがそう提案した。

彼女は彼らの答えを待つよりも先に、手を引っ張り外へと連れ出した。

956  名前:ロゼッタ@メイ ID:NODJKFBC  2017/03/03 00:11
外に出たルナと愛音を入れた7人は、暑そうな格好のロゼッタに連れられ色んな場所を歩いた。

そして夜になり、賑やかだった頃よりも一段と綺麗に見える星空を丘の上から眺めていると、城の近くから爆発が起こった。

「…へっ、初任務は人助け?それとも殺しあい?」

「取り敢えず急ぐぞ」

「私は先に行ってる!美音らは出来るだけ急いで!」

ロゼッタが鎌を召喚し、爆発した場所まで飛んでいった。
美音らもその場所へと急いだ。




「これは…!」

鬼兵隊のいるこの町には、騎士団と言うチームもあった。
そのチームも鬼兵隊同様現在は寂れてしまっている。
その騎士団の本拠地が、燃えていた。

「蒼真、月光龍!水の魔法を使えねぇか!?」

煤色の髪の男が叫ぶ。
しかし、二人は首を横に振る。

「取り敢えず、近くの建物から水を失敬しましょう!時間を食って救えるものも救えないのは御免です!ほら、沖田さんも!」

沖田と呼ばれた煤色の髪の男は頷く。
そして美音と共に、近くにあった家へと駆け込んだ。

「…ロゼッタは?ロゼッタは何処?」

愛音がキョロキョロしながら口を開く。
上を指差したルナに釣られ上を見ると、ロゼッタとルナによく似た少女が戦っていた。

「あれ、まさか…メイ?」

「こっち来る、避けて!」

ロゼッタとメイは此方へと飛び降り、鎌と炎の攻防戦が繰り広げられる。

やがて消耗したロゼッタはメイの攻撃で突き飛ばされ、壁へと強くぶつかった。

「あらあら。かつて全ての命は私の手の中だーとかほざいてた死神殿は10年もの時を経てかなり弱体化してしまったようですね」

「アンタ…それでも町の守り神かよ、生命の炎を守る妖の狐かよ…」

「あら。私はもう守り神じゃないです。
町を壊す、呪いの狐ですよ」

にたり、とメイが妖しく微笑んだ。



957  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/04 22:45
これってこのスレの初期の時に書いてたssをリメイクした感じかな?
それだと、俺も出そうだからワクワクするな

958  名前:ロゼッタ@メイ ID:BHDLMNJM  2017/03/04 22:51
一方、炎が燃え上がる元騎士団本拠地では。

「ダメだ!炎が全然消えねぇ!」

「ただの炎じゃないってことか…」

「…!月光龍、後ろ!」

「…え?」

月光龍が背後を見ると、青い鎧に身を包んだ者が水の剣を降り下ろそうとしていた。

咄嗟に避けたものの、ただの水とは思えないほどの破壊力を持っているらしいそれはコンクリートの地面にヒビを入れた。

「その剣は…」

月光龍、そして蒼真を覗いたメンバーらには、水の剣に見覚えがあった。
その水の剣の使い手の名を呼ぶよりも先に、青い鎧の者は突き飛ばされ、燃え盛る騎士団本拠地にぶつかる。

そして、本拠地諸とも凍てついた。

「私の冷気は何でも凍らせる…
それが、灼熱の炎であろうとも、ね」

水色の髪の女が、静かに微笑んだ。

「スノウ!」

ルナが、炎を凍らせた女の名を呼んだ。
スノウは静かに微笑んだ。



「…かは…ッ」

ロゼッタは口から少量の血を吐き出す。
メイはもうロゼッタの元を去り、何処かへと行ってしまったようだ。

「ロゼッタ、立てる?無理なら肩を貸す?」

愛音がロゼッタに手をさしのべる。
ゆっくりとロゼッタは彼女の手をとり、よろめきながらも愛音の隣を歩いた。

959  名前:ロゼッタ@メイ ID:KKDMMNJM  2017/03/04 23:07
「ロゼッタさん!」

愛音と共にルナたちの元へ戻ったロゼッタ。
しかし、戻った途端にロゼッタは崩れ落ちてしまう。

「ごめん…誰でも良い、肩を貸して…ちと暴れすぎて、あの呪いの狐だのほざいてやがったアホ狐にコテンパンにされた…」

「メイさんがそんなことを?」

先程の氷を青鎧の男の部分だけ溶かし、兜を外しながら問う。

「スノウ…そうなんだよ…まあ、あんなことになったんだし…メイがあんなになっても仕方ない、か…」

そういい残し、ロゼッタは気を失う。

「おい!ロゼッタ!…本拠地戻るぞ、ロゼッタの治療をしねぇと!」

沖田がロゼッタを姫抱きにし、本拠地へと走る。

「ああ、うん!ホイミ程度の回復しかできないけど私も手伝おう!」

月光龍も沖田の後を着いていった。
仲間たちが沖田や月光龍の後を追い掛ける中、スノウはルナを引き留める。

「何よ…」

「この青鎧の男…やっぱりマグロさんです。そして、彼の額にはβのマーク。
…確か、貴方のお兄さん…フゥさんが人を操るとき、何処かしらにβのマークが浮かび上がってましたよね?」

「…そうね。…まさか、私の兄貴がこの騒動に関係している…と?」

「…かも、しれない。取り敢えず、この情報を皆さんに報告しましょう」

「…わかった」

そうして二人も、本拠地へと戻る。
これからの彼らに待つのは、かつて散り散りになった残党、そして過去との戦い。

960  名前:ロゼッタ@メイ ID:MDMMNJM  2017/03/04 23:30
>>957

そですよ

「…ルナちゃんの兄貴がこの事件に関係しているかも?」

ロゼッタの部屋で、月光龍たちが帰還したルナとスノウから聞いた話。
それは話している本人であるルナもあまり信じられない、という表情。

「そのフゥってのは、どんな武器で戦うんだ?同じ剣士ならば、戦ってみたいものだ」

「βのレイピアを使うの。でも、これはフゥの意思次第だけど…斬られた者はフゥの操り人形。
戦うなら、気を付けてほしい
まあ、当の本人の居場所すらわからないから、戦うもクソも無いけどね」

ロゼッタの傷を癒していた月光龍が、近くにいたロゼッタの包帯を取り替える美音に戦争前の事を教えてほしい、といった。
美音は、いやいやながらも話してくれた。



「本当に、行くんですか?」

「あぁ。此方に拒否権なんざねェだろうしな」

10年前。
本拠地の屋上で二人の男女が話をしていた。

一人は葉紋国の守り狐メイ。
そしてもう一人は、鬼兵隊のリーダー、RIONだった。

「国は、守り神の意見すらをも捨て、多くの犠牲を伴う戦の勝利の事のみを考えています。その戦に出るのです、貴方は死ぬかもしれないのですよ」

「いいんだ。俺は死ぬ、それでいい。ただ、心残りがあるとするなら―――」

RIONは後ろを振り返る。
そこには、息を荒げながら此方に歩み寄る少女、美音がいた。

「大事な人たちを、遺して逝っちまう事だな」

「RIONさんは、行ってしまうんですか?」

そう聞く美音の瞳は潤んでいた。
RIONは静かに頷くと、美音を抱き締める。

「心配すんな、ここの連中はみんなそう簡単にゃ死なねーよ…じゃ、俺らは行ってくる。俺らがいねー間、留守番は頼んだぜ、美音、メイ
必ず帰ってくる、だからそんなに泣くんじゃねーよ」

そう言い残して、RIONは屋上を去った。
それが美音に言った最後の言葉。
戦に出たRIONは四ヶ月後、帰らぬ人となってしまった。
近くで戦っていた隊員が彼の武器だけは回収したが、遺体は他の戦死者と乱雑に焼かれる事となった。



「…あの、嘘つき…」

涙を溢しながら、刀を握りしめる美音。
その刀はRIONの武器を持ち帰った隊員から受け取ったもので、しっかりと手入れの行き届いた日本刀。
最初は扱いこそ難しかったが、今は慣れ、美音は十分に戦力として活躍できるであろうほどには強くなっていたのだった。

961  名前:ロゼッタ@メイ ID:FBDMMNJM  2017/03/04 23:59
「…なんか、ごめんね?」

泣き出した美音に、月光龍が謝る。

「…いえ。事実なのですから、謝らなくていいんです。
私が今泣いているのは、まだ私が弱いからなんです」

「…誰でも、もう二度と会えぬ大事な人の事を思えば泣きたくもなるさ。美音はきっと、弱くなんかない」

蒼真が、呟いた。



半月後。
久々に里帰りをすることにしたロゼッタと、それに同行する残党たち。
彼女の家があるのは大きな湖のほとり。
此処は戦争の生き残りが集まり暮らすエリアの一つのようで、透き通った湖の水を汲む者もいた。

「…ねえ。あれって…?」

屋敷の前にたたずむ黒マントの男。
それを見たルナは動揺しだし、背の高い茂みに隠れる。

「どうしたの、ルナ!?」

「兄を見ていきなり隠れるなんて、さては兄に言えない隠し事かい?」

ルナの背後にいつの間にか立っていて、彼女の耳元で囁く黒マントの男。

「…兄貴」

その兄を映すルナの瞳はは動揺を隠せずに焦点が合っていない。

「何でこんなにエンカウントが早いのかな…
一つ聞くよ。兄貴、アンタはメイに従っているの?」

「そうだ。死した者に仮初の命を与えて、操り人形として再び戦ってもらう。そうして、俺らの輝かしい日々を奪った国に復讐するんだ
どうだい?ルナも俺ら側に着かない?」

ルナは暫し黙った後、フゥの元に歩み寄る。
しかし、ルナはフゥの予測した行動と真逆の行動を取った。

湖に響き渡る乾いた音と共に、フゥの頬の一点が赤くなる。

ルナは、フゥの頬に平手打ちをしたのだった。

「いい加減にして。とっとと目を覚ましなさいよ。私が知ってる兄貴はこんなのじゃない」

場違いな―いや、本来の雰囲気に合ったふんわりとした風が吹く。
その風の中で、場違いな険悪ムードを漂わせる兄妹。

「痛いじゃないか。何すんだよ」

「こんくらいで痛いだなんて、かつて激戦を戦い抜いた男はどこに行ったのかしら」

「…生意気に育ったな」

「誰のせいだか」

フゥは腰のレイピアを抜いた。
ルナは光の粒子をかき集め、二本の黄金の剣を作り出した。

「二刀流なんてずるいな。まあ、俺には叶わんだろうけどな!」

こうして湖のほとりで、兄妹の戦いが始まった。




962  名前:ロゼッタ@メイ ID:ABDMMNJM  2017/03/05 00:19
レイピアと黄金の剣がぶつかり合う金属音が響き渡る。

スノウが此方に流れ弾が来ないよう、氷の壁を作りだした。

「スノウ、私らには傍観位しかできなさそう?」

愛音がそうスノウに聞いた。

「…ええ。残念ながら私たちは観戦客のようです」

氷の壁に、ルナが衝突する。
レイピアは氷の壁を貫いて、壁に少し小さな穴が出来た。

「大丈夫ですか!?」

「まだまだ…これくらいでへこたれてちゃ…アイツには勝てない…!」

再び剣を取ったルナ。
彼女は光の粒子でフゥを包む。
行動を封じ、その隙に右足を強く斬りつけた。
しかし負けじとフゥもレイピアをルナの心臓めがけつきだす。
それを読んでいたのか、ルナは咄嗟に避けた。
しかし無傷とはいかず、頬に切り傷が出来た。
鈍い痛みに、ルナは一瞬顔をしかめる。

そしてフゥは思いきりルナの腹を無事な方の足で蹴る。
そして木にぶつかり、ルナの動きは止まる。

アキレス腱を切り、フゥはダウンした。
よろめきながらもルナは兄に剣を降り下ろす。

だが。
「ごめん…流石に、兄貴は殺せないや」

その剣は血を吸うことなく、再び光の粒子となり消えた。
しかしフゥの足を見ると、先程の傷は跡形もなく癒えていた。

「…残念でした」

不気味に笑うフゥ。
ルナは急いで再び剣を作り出すが、既に遅し。

「兄であろうと敵を見逃すなど、甘すぎる!」

「…なっ、体が動かない…!?」

「俺のレイピアで斬られただろう…?どうだ、体が自分のものではなくなる感覚は」

やがてルナの瞳は光を失い、糸の切れた人形のようにフゥの元へ倒れ込む。

「ようこそこちら側へ…愛しき我が妹。
これでまた、君は俺の思い通りの人形だ」

「貴方、なんてこと…」

美音がフゥを睨む。

「かつてのルナに戻っただけさ。あの子は生まれたときから俺のもの」

フゥは狂気を孕んでいるかのように狂おしく笑う。
そしてルナを連れ、屋敷へと入っていった。

963  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/05 01:37
やっぱり強い俺
チートすぎる能力、懐かしいぜロゼッタさんの小説
オラワクワクすっぞ!

964  名前:ロゼッタ@メイ ID:BNDNMNJM  2017/03/05 07:04
>>963
ありがとう

「嘘でしょオイ…確かにあそこは私とメイが一緒にすんでた屋敷だけど…あそこ本拠地にしたわけ…?」

家を敵の本拠地にされ、驚きを隠せないロゼッタ。

「取り敢えず、行こう。ルナを助けなきゃ」

スノウが真っ先に屋敷へと向かう。
それを追い掛けるように、残党たちは次々と屋敷に入っていった。



「ようこそ、我が狐が住まう屋敷へ」

残党らを出迎えたのはメイだった。
ロゼッタは鎌を召喚し、メイに突き付けた。

「元々は私の家なんだけど?勝手に人の家占領しないでくれる?」

「そんなときもありましたね。ですが、貴方は家を留守にしすぎたのです」

「…テメェ…」

「この屋敷では、フゥの操り人形となった者たちがいます。
貴方たちには、彼らに戦ってもらいましょう」

一対一で、と付け足すメイ。
ロゼッタは残党たちの方を向き、

「…私が、こいつを引き受ける。ルナたちは行って」

と言った。
そして残党たちは屋敷内に散り散りになった。


965  名前:ロゼッタ@メイ ID:PLDMMNJM  2017/03/05 07:26
「…神威…」

愛音が散り散りになった先、ホール。
そこには古くからの友人、神威がいた。

「懐かしいよね。最初は此処を仮本拠として鬼兵隊は活動してたんだし」

「それよりもアンタ、生きてたの?」

「いいや?死んでるよ。本当の肉体はとっくにRIONと共に焼かれ朽ちている」

彼の説明によると、彼はメイの力により一時的に蘇った者のようで。
この屋敷は一種の結界となり、そこにいる魂は一時的に蘇る。
と言うことのようだ。

「俺はフゥの力は効いてはいないけど、本来ここにいてはいけないもの。
さあ、愛音。俺を殺すつもりで、かかってきてほしいな」

「…分かった。この10年で、どれだけ私が強くなったか見せてあげるね。そしたら、満足して成仏してくれる?」

「多分ね…さあ、はじめようか」

神威が殴り掛かってくる。
愛音は咄嗟に壁を召喚し、神威が殴ったのは愛音ではなく壁となった。

「暗転!」

愛音がそう叫ぶと、部屋が真っ暗になる。

「なにも見えない?…私もだよ。でもね、私は神威と違って夜目が効くんだよ」

捉えた、と呟いて、愛音は神威の顔に拳をぶつけた。
そして、何十分も戦っていると、神威の動きは止まる。

「随分と弱くなったよね…」

「あはは、随分と長く戦わずにいたんでね。…これでお別れ。楽しかった」

そういい残し、神威は消えた。
最後に愛音は、こう呟いてホールを去る。

「さようなら、愛しい人」

966  名前:ロゼッタ@メイ ID:HNDMMNJM  2017/03/05 07:59
「よう、美音」

「RIONさん…」

中庭で、美音はRIONと会う。

「…お、その刀、俺のか。ピグルのやつ、根性で生き残った上に俺の遺品を美音に託してたのか…」

「…ええ。受け取ったときは、刃はボロボロでとても使えるものではなかったですけどね」

「だろうな。あんだけ激戦で使われたんだ、刃こぼれしてもおかしくはねーよ…しっかし、参ったな…刀は美音のところだし…本来回復役だからな、美音…」

頭をポリポリと掻くRION。

「…ねえ。RIONさん。私ね、RIONさんがいない間、強くなったんですよ。RIONさんがかつて使った刀で、強くなったんです。戦うことはできないけど、私の話、少し聞いてくれませんか?」

「…まあ、いいだろ。聞いてやらぁ」

それから、美音はRIONに様々なことを話した。
ルナが変わったこと。
ロゼッタがツインテールをやめて、ポニーテールに髪型を変えたこと。
スノウに子供が生まれたこと。
自分が何かあったときには丘の上にあるRIONの墓に行くこと。

そして、RIONがいない今、自分がリーダーとして頑張っていること。

「…彼処にいれば、前みたいにRIONさんが近くにいるような気がして…」

「…そうか。最後に守れねぇ約束をして、お前に嘘をついちまった俺でも、まだお前は大切に思っててくれたんだな…」

ありがとうな、と言い残しRIONは消えた。

「…短い間だったけど、貴方とまた話せて嬉しかった。これからも頑張りますから、見守っててくださいね」

その目には、涙が潤んでいた。



月光龍はオロフミを
蒼真はみれいを
スノウはけっけを
沖田は虎丸を仕留めた。
そして残るは、ルナとフゥ。

「………フゥ」

「なんだい?ルナ」

「覚悟して」

「何をだい……
…!?」

ルナの右手には黄金の剣。
頬に現れたはずのβの印は消えていた。

「何故だ…何故俺の人操術を…!」

「カグヤの加護があるのかもね」

「カグヤの加護?…っふふ、馬鹿げたことを。
お前はカグヤと無関係だ」

「何故?私はかつてカグヤのもう一人の人格だったのに?」

次の瞬間、フゥは事実を告げた。

「お前は…いや、お前の"オリジナル"は、十年前にとっくに死んでいるんだ。
戦争に出されて、な。
俺が国に復讐を決意したのは、それが始まりだった
お前は、ルナのクローンとして生み出された人形なんだよ」






967  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/06 20:03
ロゼッタさん、最近来ないで大量に投下したから書き溜めてたのかな
俺もロゼッタさんのss区切らないように、ロゼッタさんの書き終わったら久しぶりに書こうかな

968  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:CMPPFMF  2017/03/06 20:39
鬼平隊本拠地の>>760でリメイク作って言ってたで。

969  名前:ロゼッタ@メイ ID:INDKKFBC  2017/03/06 22:07
>>967

最近来てなかったのと小説投下は無関係だったりする

970  名前:名無し ID:JKLLIDOH  2017/03/06 23:23
朝(どストレート)


蒼真「朝ご飯だぜヒャッハァァァァ!!」バンバン

フゥ「おう」

蒼真「いやなにさらっと流してるんですか。もっとこう、反応してくれてもいいじゃないですか」バンバン

フゥ「めんどくさいんだよ!」

カヲル「ていうか机バンバンするのやめて?怒るよ?僕怒るよ?」

ロゼッタ「できたよー」コトッ

蒼真「鮭だーーーー!」

フゥ「どう見てもサンドイッチだろ鮭ではないだろ」

レーマリ「すげぇ!見た目はサンドイッチなのに味は松崎しげるだ!」

カヲル「どんな味なのそれ...」

ロゼッタ「ふふっ、美味しいでしょ?それね、レンジでチンするやつなの」

蒼真「手作りじゃないだと...それじゃまるで既製品じゃないか!!」

ロゼッタ「いやだから言ってるじゃん」

虎丸「なかなかいけるな、このサンドイッチ」

蒼真「ありがとう」ドヤァ

レーマリ「お前じゃねぇから!!」

フゥ「ありがとう」ドヤァ

レーマリ「フゥでもねぇから!」

虎丸「ん?何か入ってるぞ?」

カヲル「そ、それは!!!」

蒼真「ああぁ!!僕の大事なペンダントじゃないか!」

虎丸「なるほど。じゃあ捨ててもいいのか」

蒼真「え」

神威「いやちょっと待て」

フゥ「お?助ける?蒼真を助けちゃう?」

神威「それ売ったらみんなでディズニーに行けんじゃね」

ロゼッタ「ちょっと売ってくるね」ガタッ

蒼真「待って!それだめなやつ!それだめなやつぅぅぅぅ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

蒼真「...はっ!今のは夢か...?」

蒼真「まぁいいや...お?この匂いは...」

蒼真「松崎しげるだぁぁぁぁぁ!」

971  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:CMPPFMF  2017/03/06 23:57
お前らSS作るセンス高スギィ!あと俺出してくれてありがとうフゥと蒼真

972  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/07 00:23
そうなんか……

そーまに乗っかって少しだけネタss書くわ


フゥ「最近、受験勉強で疲れてるんだよね」

そーま「そういや、フゥは受験生か」

フゥ「お前今まで何を聞いてきたんだ…?」

フゥ「まぁ、あまり勉強してないんだけどね」

そーま「してないのかよ…」

フゥ「そんなことより、クイズしようぜ!クイズ!」

そーま「こんな深夜にやることか!?朝やろうよ!てか勉強しろよ!」

フゥ「第1問!」

フゥ「松崎しげるは松崎しげるでも、サンドイッチな松崎しげるはなーんだ!」

そーま「おいそれパクってるよな!俺のssからパクってるよな!!」

虎丸「だぁぁぁぁぁぁ!!」

そーま「急に大声出してどうした!?」ビクゥ

虎丸「答えはわかるけど答えられねぇぇぇぇ!」

レーマリ「クイズなんてしてないで女湯覗こうぜ!ヒャッハー!」

フゥ「女湯のssは消されるからダメだ!前に消された覚えがあるわ!」

レーマリ「そんなの知らんわ!すっとこどっこーい!」フルチンで走る

ロゼッタ「ヒィィィィィィィ!!」

そーま「ほら!超ビビってるだろ!てかよくそんな一瞬で着替えられたな!」

フゥ「(なんだかんだ言いながら今、女湯の更衣室で話してるんだよなぁ)」

そーま「てかまじかよ!更衣室かよ!?」

虎丸「もうどうにでもなれー」バッシャーン

ルナ「ヒィィィィィィィ!!!!」

そーま「フルチンはまだしも女湯入ったら終わりだぞ!何やってんだ!」

フゥ「大丈夫、みんなマグロの変装してるから」グッ

そーま「いやダメだろ!マグロの風評被害が半端じゃなくなる!4人のマグロが女湯に攻め込んできたって、それもうわけわかんねぇ!」

虎丸「見てみてー!平泳ぎー!」

そーま「完全に虎丸がアホな子になってるよ!ねぇ!」

フゥ「流石にあれはヤベェな…」スマホポチポチ

そーま「お前、スマホいじってんじゃねぇよおおおおお!!」

フゥ「いや、写メ撮ってんの」カシャ

そーま「趣味悪っ!!男の裸とって何がいいの!?ねぇ!?」

フゥ「何言ってんだ、女の写真だぞ、うわ曇って見えねえ」カシャ カシャ

そーま「ナチェラルに犯罪起こしてるこの人!もう誰か止めてー!」

マグロ「俺が来たからにはもう安心 うぉぉぉぉぉぉ!?!?俺が四人!?!?」

レーマリ「ヒャッハァァァァ!」フルチンブルンブルン

ルナ「ひぎゃあああああ!!」全力ダッシュ

フゥ「これさぁ…深夜のテンションで下ネタ全開で書いてるけど、絶対後悔するやつだよな」カシャ カシャ

そーま「まずお前は写メ撮るのやめろ!ほら!レーマリしか写ってねぇじゃねえか!」

フゥ「うわマジかよ!うわ!所々虎丸のケツが見えるぞ!嬉しくねえ!」

RION「さっきから何やってるの!?うぉぉぉぉ!!マグロが五人!?」

マグロ「俺本物だから!俺本物!」

フゥ「あそこで泳いでるのが本物だよ」

虎丸「スィー……」

RION「えぇ…(困惑)」

レーマリ「どこ行きやがった…?」

ルナ「ガクガクブルブル」

そーま「いつまで追いかけてたんだよ!!もう震えすぎてルナちゃんポックリ逝きそうになってんじゃん!」

フゥ「(このss長っ絶対迷惑だろ)」

そーま「メタ発言んんんんん!!」

フゥ「どぅらっはぁぁぁぁぁぁ!!」ガバッ

フゥ「はぁ…はぁ……夢か……久しぶりに見たな」

フゥ「ん?」

そーま「お疲れ様」マグロの顔

フゥ「ひぎゃあああああ!!」ポックリ

973  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/07 00:24
少しだけとは(大嘘)
嘘ついてごめんなさい、許してください何でもしますから(何でもすると言っていない)

974  名前:ロゼッタ@メイ ID:CCDJKFBC  2017/03/07 00:44
「カグヤの加護を受けていないルナが…何故俺の人操術を…?」

「アンタが、私に作成の手伝いを頼んだからね」

ルナの後ろから、ロゼッタが現れた。

「…お前に手伝いを頼んだからだと?お前は死神、呪いを防ぐ力などないだろ」

「ところがどっこい。私はアイツの…メイの友達。この屋敷で、かつて共に暮らしていた中。
それに此処はメイやアンタの本拠地でしょ?
アイツは呪いを振り撒く存在だかなんだか言ってたけど、能力は変わってない。
アイツは無意識に、ルナの呪いを解いてたんでしょうよ」

ロゼッタはルナの背中を押す。
その行動は「早く決着をつけろ」と言わんばかり。
ルナはロゼッタを見て頷き、黄金の剣をフゥに振り上げる。
フゥはレイピアで受け止める。
だがレイピアは折れてしまった。

「なっ…!」

「細身のレイピアは強度が低い。普通の剣の攻撃はそう何度も受け止められない
これで武器は使えない。どうする?フゥ」

「…っふ、あはははは!!!」

フゥは高笑いを上げる。

「俺の武器がレイピアだけだと思っちゃ困るなぁ。俺はお前のオリジナルの兄だぜ?お前のものよりはるかに強い剣を作り出せる」

フゥはルナの剣と違い、禍々しい紫の剣を作り出した。

「闇は光よりも広大だ。どんなに明るい場所も、いつかは闇に包まれる」

「だけど、その闇を照らすのは光。光があってこそ、闇が存在するんじゃない」

「フン、ならその身で体験するといい、闇の強さと言うものをな」



975  名前:ロゼッタ@メイ ID:HKDJKFBC  2017/03/07 00:54
光の剣と闇の剣がぶつかり合う。

お互い与えられるダメージはお互いに切り傷を作りあうだけ。
兄妹の戦いは、耐久戦となっていた。

「私はオリジナルではない、けれどそのオリジナルは私が作られる前に死んでいる
ならば、私がオリジナルとなり先の未来を生きるのみ!私は、私なんだ!」

ルナが叫ぶ。
そして闇の剣は消え、フゥの心臓には光の剣が突き刺さる。

「さようなら、クソ兄貴」

フゥは消え、折れたレイピアのみが残される。しばらくすると残党たちが集まり、8人はメイの待つ奥の部屋へと進んだ。



976  名前:ロゼッタ@メイ ID:HKDJKFBC  2017/03/07 00:58
メイは、密かに戦争へと参加していた
其処で彼女は真相を知った
国は鬼兵隊の者たちを、そして他のチームの者たを当初から殺すつもりで戦へ送り出したと言うことを

彼女は絶望した
失望した

そして彼女は決意した
こんな腐れ切った王が政治する国など、守る価値もない
いっそ、壊してしまおうと

戦争から10年の歳月が経ち
闇に飲まれた命の灯火を守る狐の娘は
古くからの友である死神少女と
決着を着けることとなる

977  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:JHMPPFMF  2017/03/07 15:35
(☝ ˘ω˘)☝フゥー!!

文章力高すぎて怖い(小並感)

978  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/12 20:50
神威「…………そうか」

スノウ「十尾は生きてたのに、かなりノーリアクションでしてー」

ギラエ「驚かないのか…?」

神威「いや……」

神威「どうせ………また来ようが、勝てるから…」

スノウ「頼もしいのでしてー」

ギラエ「ハッハッハ!こりゃ傑作だな!!」

フゥ「おい」

スノウ「!?」バッ

ギラエ「!?」バッ

ギラエ「なんだ…フゥか、どうした?」

フゥ「お前ら、書類残ってるぞ、やれ」

スノウ「はいなのでしてー」タスタス

ギラエ「お、おう…」タスタス

フゥ「ったく…」

神威「………うん」

フゥ「ん?」

神威「………お疲れ様」スッ タスタス

フゥ「ん、ああ……お疲れ」

フゥ「…………チッ」

・・・

ルナ「んーー」

マグロ「あいつらに逃げられて、面倒なことなったな」

ルナ「本当にそうですよ、このあとどうします?」

マグロ「とりあえず…もう帰ろう」

979  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/27 19:33
文章ぐちゃぐちゃだけど許してね

私の名は白髪ルナ
自分が住んでいた孤児院が何者かの手によって襲われ、破壊された
私の担当の先生だった人が、鬼兵隊に逃げろ、そう言って私に手紙を渡して逃がしてくれた
自分の身を犠牲にして……

ルナ「えっと……ここが鬼兵隊……」

ルナ「大きい建物……扉、空いてるかな」コンコン

RION「はーい……って、君は?」

ルナ「あ、あの…これ」

RION「ん?手紙……?アイツからか」

RION「………なるほどな」

RION「大体の事は分かった、おいで、招待するよ鬼兵隊に!」

ルナ「え…あ……はい」

RION「我が鬼兵隊の施設を紹介するからね、ついておいで」

ルナ「わ、分かりました」

神威「ん?おいRION、その子誰?」

RION「この子は新入り、これを見ればわかる」

神威「………なるほど、あいつが人を守ったのか」

神威「RION、俺が紹介するからいいよ、お前仕事あるだろ?」

RION「あーー……すまん、頼んだ」

RION「こっちの赤髪のお兄さんについて行ってくれ」

ルナ「あ…はい」

神威「はは、あまりビクビクしなくていいよ」

ルナ「え…あ…いや………でも」

神威「………君の先生はね」

神威「俺の親友だったんだ、いつも二人で馬鹿騒ぎしていた」

神威「でも、まさかあいつが自分の命を犠牲にして人を守るなんてな〜」

ルナ「す、すみません……私のせいで先生が……」

神威「ん!?いや!謝らないでくれ!そういうことじゃないから!」

神威「まあ…あいつが残してくれた君を、歓迎するよ鬼兵隊にね」

980  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/27 19:40
ロゼッタ「んーー??神威さん、その子新入りですか?」

神威「ああ、そうだよ、あいつが残してくれた子さ」

ロゼッタ「へぇ〜………お名前はなんて言うの?」

ルナ「ルナ……です」

ロゼッタ「ほうほう、ルナちゃんね………」ニタニタ

神威「んだよ?どうしたロゼッタ」

ロゼッタ「いやぁ、なんでもないよぉ〜」タッタッタッ

神威「なんだったんだあいつ……」

ルナ「あの……さっきの人ってロゼッタって言うんですか…?」

神威「ああ、あの女はロゼッタって言うんだ、何でも死神の職についてるとか」

神威「て、俺の名前は神威、って言ってなかったよね?」

ルナ「あ……はい」

神威「まあ、孤児院から命からがら逃げ延びて、こんな所に連れてこられたら緊張するよね」

神威「リラックスしてていいよ、施設の紹介は……明日にするか、今日はもう遅いし」

ルナ「(本当だ……着いた時は夕方だったのに、もう夜になってる)」

神威「お風呂場はあそこの突き当たりを右に曲がったところだから、風呂から上がったら、ここに戻ってきてみんなで飯を食べような」

ルナ「は…はい!」

神威「うん、良い返事だ、じゃ俺はこれで」

ルナ「………(着替えとタオル……どうしよう)」

981  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/27 19:48
ルナ「ふぅ………」ザッパーン

ルナ「………ここの人、みんな優しいなぁ……」

ルナ「……先生、私のことをかばって………」

ルナ「………う……うぐ……ひっぐ……」

ルナ「(泣いてちゃダメだ……先生の分まで強く生きないと……でも……涙が止まらない)」

ゴドッ

ルナ「!!」ビクッ

ルナ「だ、誰か……いるんですか?」

シーーーン

ルナ「気のせい……なのかな」

マグロ「(い、今、起こったありのままのことを話すぜ!覗きに来たわけじゃなくてたまたま間違って、いやガチでね?間違って女湯入っちゃったら、俺が知らない女の子が風呂に入ってて、泣いてるんだぜ?もう、何とも言えない何かを味わったぜ……)」

マグロ「とりあえず……撤退!」ガコン

マグロ「いったぁーーー!脛に於ぶつけたぁー!」

マグロ「………あ」

ルナ「お……男の……人?魚?」

ルナ「私……風呂間違えた……あ、あれ…?」

マグロ「ご、ごめんなさい!お願いだからRION達には言わないで!」

ルナ「ごめんなさい!間違って男湯に入ってしまいました!」

マグロ「え?」

ルナ「……え?」

マグロ「…………(なんだか勘違いしてるみたいだけど……今がチャンス!)」ダッ

マグロ「ほなさいならー!」ダダダダダッ

ルナ「…………え?」

982  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/27 20:06
ルナ「久しぶりにあったかいお風呂に入った……」ガァァーー

ルナ「……ドライヤーで髪を乾かせるし……ふふっ」ガァァーー

ルナ「そういえば、あの男の人以外、誰もお風呂に来なかった……どうしたのかな」ガチャ

ルナ「…………そういえば、夕飯がどうとか……」テクテク

パァァーン!パァァーン!

ルナ「っ!」ビクッ

RION「ルナちゃん!ようこそ鬼兵隊へー!」

神威「いえーーーい!」パァァーン!パァァーン!

ルナ「これ……は…?」

ロゼッタ「ルナちゃん!ルナちゃん!どう?びっくりした?」

RION「ルナの為にみんなが歓迎のパーティを開いてくれたんだぜ」

ロゼッタ「もちろん、考え出したのは私だけどねー?」

ルナ「わ…私なんかのために……ありがとうございます」

神威「ビビられてるんじゃねぇか」

マグロ「(えぇー!あの子新入りだったのー!?まじかよー!)」ズルズル

そーま「まだ乾杯してないのにスパゲッティ食べるなよ……」

ルナ「あれ…あの人は……?」

マグロ「ギクゥ!」

マグロ「や、やあ!こんにちは!君がルナちゃんか!可愛いね!ちょっとこっち来てくれないか!?」ガシッ

ルナ「え?」ガシッ

マグロ「さっきのことは秘密にしてくれ頼む」ボソッ

ルナ「あ………わかりました」

マグロ「うん、良かったー!鬼兵隊にもう馴染んでくれたんだね!うんうん!」

RION「(何の話をしてるんだろうな、こいつ)」

神威「(あいつのことだから、良からぬ話だろうな、ルナちゃん、気をつけろ)」

RION「そういや、言い忘れてたけど今日はもう一人新入りがいるんだ」

RION「来てくれ、ジェットニャン」

ジェットニャン「よろしくお願いします、先輩方」

ルナ「っ!!」

ルナ「ハァ…ハァ……ハァ……」

神威「!?、大丈夫?ルナちゃん」ガバッ

ルナ「ハァ…ハァ……ハァ……」

神威「……過呼吸になりかけてる……あいつを見た瞬間……まさか」

神威「ロゼッタ、ビニール袋頼む、RIONこっち来い」

ロゼッタ「わ、分かりました」

RION「ん、ああ?どうした?」

神威「もしかしてだが……あのジェットニャンって奴が、ルナちゃんの孤児院を襲撃した奴かもしれん」

RION「……それは本当か?」

神威「確率は高い……俺の直感がそう告げてる」

RION「……分かった、一応、ルナちゃんとは遠ざけておく」

RION「クリーパー、オロフミ」

クリーパー「んー?なんだい?」

オロフミ「はい」シュタッ

RION「あのな………」ゴニョゴニョ

クリーパー「りょーかーい、僕に任せて」

オロフミ「承知」シュン

RION「とりあえず、この二人に任せてルナちゃんは別室に連れて行こう」

神威「分かった」

983  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/27 20:55
オロフミ「ここなら大丈夫」

クリーパー「それにしても…追っ手が来るのが早いね」

オロフミ「うん、まるでバレていたみたいだね」

ルナ「はぁ…はぁ…」

クリーパー「落ち着いてきたかな?」

ルナ「すみません……急に……」

オロフミ「………ルナちゃん、押入れの中に隠れていて」

ルナ「え…?あ、分かりました」ガサゴソ

クリーパー「っはぁ!」バキィ

ジェットニャン「フッ!」ズザァァ

オロフミ「たぁっ!」ズバァ

ジェットニャン「フンッ!」ギィン

クリーパー「なんで君がここにいるのかな…?RIONたちが見張ってるはずなんだけどな」

ジェットニャン「僕が……複数いたら……どうする?」ニヤリ

オロフミ「全部壊すまで!」ギギギッ

ジェットニャン「邪魔ぁ!」ズドッ

オロフミ「グッ!」ズザァァァ

クリーパー「オロフミ!うぉぉぉっ!」ボゴッ

ジェットニャン「ニャァー!?」ズドーーン




984  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/29 01:08
クリーパー「っ!!」ズザァァ

ジェットニャン「ハハ……僕に攻撃すると、君は攻撃を受ける」

ジェットニャン「これは僕にプログラムされた能力の一つ、カウンターさ」

クリーパー「へぇ……」ボーン

ジェットニャン「くっ!爆風が!」

クリーパー「(さっき攻撃が受けたのは、近距離だったから……遠距離なら大丈夫みたいだ)」

クリーパー「ふっ!」シュン ボフゥン

ジェットニャン「熱っ!」ドンガラガッシャーン

クリーパー「オロフミ!」

オロフミ「承知!!」ズバァァ

ジェットニャン「僕にはカウンターが……なにぃっ!?」ズザァァ

オロフミ「それは分身」ザァァ

ジェットニャン「ぐっ!うっ!」ズバァァ ズバァァ

オロフミ「消えろ…」シュン ズバァァ

ジェットニャン「ぐああっ!」ズザァァ

ジェットニャン「ク……クク……ククク」

オロフミ「……?何がおかしい」

ジェットニャン「君ら……強いね」

ジェットニャン「僕も本気出さないと」タンタン

オロフミ「え?」ズクッ

クリーパー「オロフミ!」

オロフミ「うぅ……うぐっ」ガクッ

ジェットニャン「僕の真骨頂は……マッハにつながるこの疾さだよ」タンタン

クリーパー「ぐぅっ!」バキィ

ジェットニャン「遅い」タンタン

クリーパー「があっ!」ガクッ

ジェットニャン「ふぅ……出ておいでよ」

ルナ「………ひぃ」

ジェットニャン「ハハハ、そうだよ、僕の目的は君さ」タンタン

ジェットニャン「助け呼ばれたら面倒だし、気絶頼むよ」ドンッ

ルナ「あうっ!」ガクッ

ジェットニャン「さてと……おさらばしようかな」

985  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/03/29 01:47
RION「んあ?急にジェットニャンが動かなくなったぞ」

神威「………まさか!」ガチャ

神威「クリーパー!オロフミ!……いない、やはり!」

RION「ルナちゃん!?………くそ!俺らが見てたのは囮か!」

神威「どうする!?あいつが何処に行ったのか分からんぞ!」

マグロ「俺に任せな」

RION「マグロ!?」

マグロ「実はな、ルナちゃんに話しかけた時、こっそりルナちゃんのポケットに俺の携帯を入れておいたんだ」

マグロ「そのGPS機能で、ほら」ピッピッ

神威「なんで携帯を入れたのかはわからないけど、でかしたぞ!マグロ!」

マグロ「おう!この際気にすんな!さあ!俺の魚人号に乗れ!」

RION「シャア!出発だオラァ!」

マグロ「ちょっと俺置いてかないで!!」


ジェットニャン「ふわぁぁ……さて、どんくらいで着くかな」

オロフミ「ゲホッゲホッ!」

ジェットニャン「ん?うるせえな」バキィ

オロフミ「ガバッ!」グググ

ジェットニャン「咳すんなよ……ダリィ」

クリーパー「(こいつ……腹立つ、よくも仲間を……!!)」

ジェットニャン「なんだその反抗的な目はぁ!」ヒュッ

ギィィィン

ジェットニャン「なっ!?」

ギラエ「…………」シュゥゥ

ギラエ「……飛べ」ズドォォォン

ジェットニャン「ぬぅぅぅっ!」ビューー

ジェットニャン「小癪なぁぁぁ!」クルッ ギュゥゥン

ギラエ「………ニュートン倍々」ギィィィン

ジェットニャン「がぁっ!体重っ!」ヒューー ドォン

ギラエ「………」タタタッ

ジェットニャン「あぁぁぁ!!」タンタン

ギラエ「速いな」ヒュッ

ジェットニャン「イギィ!?(こいつ……早!?いや、俺が遅くなって!)」バキィ

ギラエ「ふっ!」ズバァァ

ジェットニャン「ぐぅぅ!カウンター!」

ギラエ「効かない」シュン

ジェットニャン「避けられた!?」

ギラエ「ふっ飛べ!」ズドォォォン

ジェットニャン「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」シュン

ジェットニャン「(マーキング機能……あってよかった)」シュン

ギラエ「……瞬間移動か」

ジェットニャン「いいのか……!?こいつがどうなっても!?」チャキ

ルナ「う…うぅ」

ギラエ「………はぁ」タッタッタッ

ギラエ「仕方ない……な」カチャ

ジェットニャン「そうだ……そうすればいい!オラァ!」ボォン ボォン

ギラエ「ぐっ!」ボロボロ

ジェットニャン「死ねえ!」ズバァァ ズバァァ

ギラエ「がぁっ!ぐぅっ!」ズザァァ

ジェットニャン「動くなよ…?こいつが進ぜもいいなら動いてもいいがな!」

ギラエ「(あの子は絶対に殺されない……だが、オロフミやクリーパーの為に動かないわけにはいかない)」ボロボロ

ジェットニャン「………死ねぇ!」ヒュッ

ギラエ「………チッ(仕方ない、使うか)」

ギィン!ズィン!

ジェットニャン「が……あ?」バタッ

ギラエ「!? 誰だ!?」

ルナ「う……だ、誰?」

??「………フッ」

???「とある…………」


???「騎士さ」

986  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:DJNAPFMF  2017/03/29 10:49
効果音は半角にして欲しいけど今更か、まぁオススメサイトぶん投げとくゾ
http://zerothree.sub.jp/php/mbckana/

987  名前:フゥ ID:DFDHGGBB  2017/03/29 11:27
IOSは半角が打てなくて
打てても半角専用のアプリ(一々文字打ってコピペしないといけない面倒)だから
仕方なく半角を使ってない感じ

988  名前:フゥ ID:DFDHGGBB  2017/03/29 11:52
なるほどこれは便利だ

989  名前:ロゼッタ@メイ ID:ILDLMNJM  2017/03/30 03:36
メイは、ホールの玉座で静かに座っていた
しかしその眼差しは冷たいまま。
ロゼッタはいままで一緒にいた彼らを本拠へと送ると、鎌を召喚しメイへと近づいていく


「良かったのですか?折角の仲間を帰してしまって」

「これは、あんたとあたしの問題だ
他人に首を突っ込まれちゃ困る」

そうですか、とメイは呟き、狐火をロゼッタの元へと飛ばした。

ロゼッタは間一髪で避けたが、ロゼッタの立っていた床はカーペットどころか、床までもが焼けていた。

「和解する気はないってことか」

「そうですよ。お互い殺すつもりで行きましょう?」

「なら――――」

私も、お前を殺すつもりで行く
ロゼッタはそういい放つ。
直後、ロゼッタを黒い闇が包んだ。

990  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:MNJPFMF  2017/04/06 02:41
>>987
(Simejiというアプリでキーボード追加すればわざわざここ閉じなくてもSimejiのキーボードに変えるだけで半角変換できるで)

991  名前:名無し ID:AGIMMENE  2017/04/06 02:44
シメジなら使ってるぜ
だけど、携帯だとカギカッコを一々出すのが面倒

992  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:MNJPFMF  2017/04/06 02:58
マジか、知らなかった
確かにそれはめんどくさいな…

ところでこのスレそろそろ終わるけど次スレ作る?kskしないで小説で埋めるならまだ時間かかるだろうし建てないけど

993  名前:フゥ ID:AGIMMENE  2017/04/07 02:29
建ててほしいですね
てか建てますね

994  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:EDNLPFMF  2017/04/07 13:04
じゃあ埋め立てるか…

995  名前:ロゼッタ@メイ ID:ADOMNJM  2017/04/15 02:11
そして、ロゼッタの姿は先程よりも幼い姿へとなった。

「死神としての姿へと変えたんですね。いいでしょう、私も本来の姿へと戻るとしますか」

メイも九尾の狐へと姿を変え、直後ロゼッタは焔に囲まれる。

「…ちっ、やむを得ないか…」

その焔から逃れるために、ロゼッタは宙に浮かび焔の輪から脱出する。

彼女の空を飛ぶ魔術はメイと違い魔力を大量に消費する。
それ故、魔力は底をつきかけ武器として持っていた現在のロゼッタの身長ほど…いや、それよりも大きい鎌は消滅した。

「メイ、お前私の飛行魔術がかなりの魔力を使うってこと知っててやっただろ」

「ええ。何年一緒にいたとお思いで?
今の貴方は防具もない、武器もない丸腰の状態。殺すなら…今でしょう?」

「確かにそうだ。けど…まだ完全に負けたわけではない」

ロゼッタは小さな瓦礫を手に持つと、思いきりシャンデリアに向かって投擲する。
勢いの付いた瓦礫が命中した硝子製の照明は、パリンと音を立てた。
メイやロゼッタの攻撃魔術により、五個ある内の四つが既に機能しなくなり、先程のロゼッタの投擲で二人のいるホールは真っ暗になった。

「……成る程。流石夜の闇に紛れる死神。装いと身の小ささ、そして種族を見事に役立たせますか
…ですが、私は焔を操る狐。場を暗くしても焔さえあれば照明など無くても―――」

焔を出そうとしたメイ。
だが、焔は姿を見せずに音のみを立てるのみ。

「湿気がおおけりゃ、お前の焔は使いもんになんないでしょ?何年一緒にいたと思ってんの」

「…ふふふ、そちらも私の欠点を捉えてましたか
それにしても、まだ湿気を漂わせるほどの魔力は残ってたのですね」

「死神たるもの、常にセーブはするものだよ」

ようやく魔術の効果が切れたところで、メイは部屋中に小さな焔を浮かべる。
明るくなった部屋でメイが見た景色。
それは―――

「ひっかかったな」


焔に反応して弾を勢いよく放射する、沢山の火器と弾丸だった―――




996  名前:ロゼッタ@メイ ID:PODNMNJM  2017/04/15 02:19
弾丸の集中砲火により、肉塊へと成り果てたメイ。
そのメイに、いや、メイだったものにふらふらと近づこうとするロゼッタ。

「…こう言うのは、あまり魔力使わないからいいけど、さ……
やっぱ、あんだけ出したら、魔力、も、無く、な」

ぽつりぽつりと言葉を発して、ロゼッタはメイだったものの目の前で事切れた。



「…ロゼッタ、メイ…」

ルナは一人、かつての仲間の名を呟いた。
それは二人の死を悟ったのか、ただ名を呟いただけなのか。
それは、誰にもわからぬまま。



997  名前:ロゼッタ@メイ ID:MEDMMNJM  2017/04/15 02:46
終章

その昔、鬼兵隊という大昔に活躍した武装集団の名を使った隊がありました。

その隊に所属する者たちは殆どが十代で、隊員は皆、とても若々しく個性的でした。

その年齢でも、彼らはとても強く、多少の犠牲こそあれど数多の死地を潜り抜けて来たのでした。

ですが、そんな彼らにも死は訪れるもの。
国と国とで巻き起こった戦争で、鬼兵隊の殆どの隊員は戦場で命を散らし、生き残った数少ない猛者は後に当時の事をとても詳しく、そして恐ろしく教えるのでした。

その後、彼らの国は負け、彼らの国は多くの領地を奪われ大きな国はとても小さく寂れた街へとなってしまったのです。

鬼兵隊も同様、寂れてしまいました。
とても広い建物にある道具は今ではたくさんの埃を被り、朽ちてしまった道具もあるのでしょう。
しかし、それを掃除するものは現れません。

何故なら少ない生き残りも皆、もう此処にはいないからです。
理由は様々なのですが、彼らの国も、彼らの本拠も、もう今では風化した廃墟なのです。
彼らの思い出、彼らの場所。
それらがすべて色褪せてしまった今でも、彼らの、鬼兵隊の魂だけは、今も色褪せずに残っているのです。

「きへーたいって、すごかったんでしゅね」

「そうだよ。そんなところに、ママもいたんだ」

「ママ、もっときへーたいのこと、きへーたいにいたときのこと、教えてほしいでしゅ!」

「はいはい、分かったから」

時が経った今、当時の鬼兵隊の事を知るのは不老の雪女、スノウのみ。
彼女は一人の男―サタンと結ばれ、フロスという一人の娘を産んだ。

スノウは愛娘に話すために、何百年も前の鬼兵隊の記憶を一生懸命引っ張り出しながら、屋敷の廊下を歩く。
ふと見あげた空は満点の星空が瞬く美しい夜空。
そして彼女は、一つの記憶を見つけ出し、娘の元へ向かう。

これから彼女が娘に話すのは、満点の星空の夜が始まりの、鬼兵隊が寂れてしまった後の話だ。

998  名前:ロゼッタ@メイ ID:MEDMMNJM  2017/04/15 02:49
あとがき
くぅー疲

終章に出てきたスノウさんの娘と夫は実際にスノウさんが過去に実際動かしてたオリキャラだったようなそうじゃないような
取り敢えずスレが1000行く前に終わらせられて満足です
今度の小説は予定があったら完全新作のつもりです
ロゼメイ先生の中二になり厨二感の増した今後の作品にご期待ください

999  名前:ロゼッタ@メイ ID:BNDMMNJM  2017/04/15 05:29
いやももう本編のときにスノウ子供産んどるやないけ
まあいいや、成長がクソ遅いってことにしとこう

1000  名前:└(՞ةڼ◔)」 ID:MENMPFMF  2017/04/15 13:46
長生きの種族は成長が遅い、ただそういう設定にすると不老不死は成長しなくなるから人間の成長速度の100分の1とかにするといい(気がする)

1000

1001  名前:フゥ ID:KLDILIBC  2017/04/15 14:52
~完~